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オルタナティブ投資における不動産

オルタナティブ投資の代表:不動産

株式や債券などの伝統的な資産クラスに対して、異なったリスク・リターン特性を持つ「オルタナティブ投資」には、さまざまな商品があります。不動産のほか、未上場株式(プライベート・エクイティ)、ヘッジファンドなど、オルタナティブ資産と呼ばれる金融商品は数多く存在します。
その中でも、不動産は古くから有力な分散投資先とされています。資産運用の教えのひとつとして、財産を預金、株式、不動産の3つに分散するべきだという「財産三分法」という言葉があるほどです。
それでは、プロの投資家は、不動産投資をどの程度行っているのでしょうか。
例えば、世界でも先進的な運用をすることで知られる機関投資家の資産配分を見ると、オルタナティブ資産への投資比率がかなり高くなっています。その中でも不動産は、大きなウェイトを占める重要な投資先となっています。

先進的な運用を行う機関投資家の資産配分例

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注)ハーバード大学基金は2016年度の戦略的資産配分、CPPIBは2017年3月末時点の資産配分

出所)Harvard Management Company公表資料、及びCPPIB公表資料より作成