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分散投資・オルタナティブ投資の重要性

分散投資におけるオルタナティブ投資の重要性

適切な分散投資とは、どのようなものでしょうか?
資産運用で分散投資というと、とかく多くの種類の株式を購入することと思いがちです。しかし、分散投資の目的は、一定のリターンを確保しつつ、リスクを減らすことです。その効果を高めるためには、投資対象とする「商品の数が多いこと」と同時に、投資対象としている商品が「お互いに関係が薄い」ことが必要です。
その視点からすると、実は、たとえ日経平均株価に連動するETF(上場投資信託)のような幅広い銘柄を組み入れている商品でも、それは結局、日本の上場株式市場という同じカゴに入った卵を買っているに過ぎず、真の分散投資は実現できていません。
本当の分散投資とは、株式や債券、不動産や金などのコモディティ、通貨、といった資産クラス、地理、また時間がそれぞれ異なる、いくつものカゴに入った商品に幅広く投資することなのです。

ファイナンスの分野では、株式や債券などを「伝統的な資産クラス」と呼ぶことがあります。昔から、投資商品として伝統的なものであり、今では世界中の証券取引所で気軽に投資することができます。
それに対して、不動産やコモディティなどは「オルタナティブ資産クラス」と呼ばれます。オルタナティブという言葉は聞き慣れないかもしれませんが、「別の」「選択肢」、あるいは「伝統的なもの」に対して「新しく登場してきた物事、価値観」といった意味を持つ言葉です。パソコンのキーボードにある「Altキー」は、他のキーと一緒に押し下げることで、別の様々な機能を実行できるものですが、同じように、オルタナティブ資産クラスは、伝統的な資産クラスに対して「別の動き」をする「選択肢」であり、分散投資で求められる「お互いに関係が薄い資産」となるのです。
関係が薄いとはどのようなことでしょうか?
例えば、日経平均株価が何かのイベントによって暴落したとしましょう。その場合、不動産の賃料はすぐに下落するでしょうか?実際に、あなたが今住んでいる自宅の家賃は、日経平均株価と連動して変化してきたでしょうか?全く影響がないわけではありませんが、株式ほどの価格の変化はないはずです。これが「関係が薄い」ということです。
「資産運用」と聞くと株式投資を考えがちですが、分散投資を実現するには、資産クラスの異なるオルタナティブ投資が重要な役割を果たすのです。

伝統的な資産クラスとオルタナティブ資産クラス

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